印西市の小中学校、1人1台のパソコン。どんな機能がある?

8/7の印西市議会臨時会で、教職員や小中学校の児童1人1台に支給される予定のパソコンを取得する議案が成立しました。

その内容の一部と、臨時会で公開された内容の一部を記載します。

※私が臨時会で質疑した内容は、「先行納品」や「故障時の対応」、「納品時のソフトウェアの設定」について等です。

■パソコンについて

種類:Chromebook

機能等:カメラ機能、10点マルチタッチ対応タッチパネル、コンパーチブル型(液晶とキーボードが分離せず、ヒンジ部分が360度回転し、タブレットPCの形状でも使用できる。)

■学習型ソフトウェア

主な機能:ドリル機能、授業支援アプリ、協働学習支援アプリ

・学習履歴閲覧アプリにて上記の学習支援を集約したものを、一元閲覧できる。

・教員がシステム上から、児童生徒が回答できるアンケートを作成、配信できる。配信されたアンケートに回答できる。

・リアルタイムに端末の画面共有が出来る。

■制限など

・全ての端末は、管理者が遠隔で一括管理できる。

・WEBサイトの閲覧やアプリケーションインストール等は管理者により制限可能。

質疑:「制限された状態で納品されてくるか」→市「納品前に十分話し合う。」

■納品スケジュール

令和2年9月30日までに500台、令和3年3月31日までに9759台のノートパソコンが納品される。

質疑:「先行納品の意図は」→市「臨時休校が発生したときのため等に先行して納品してもらう」

■故障時の対応

事業者様側で1年間はシステムオンサイト保守をし、少なくとも翌日には対応。事業者様は機器故障の際は復旧まで立ち会う。

質疑:「故障した際、復旧までの間、児童にはどういった対応をするか。市に端末のストックがあるのか」→市「故障した際は市から端末を貸し出す。」

■その他、先生向けの講習会等も開かれる予定

その他、「臨時休校が発生した場合、オンライン学習の初日に各家庭から問い合わせが多くくると思うが、先行納品時点で講習会で各校一人の先生が受講するような想定をしているのか」等発言しました。また、上記機能等については、その一部を記載しています。

今回購入するパソコンについては、市がセキュリティや機能等、多くの事を考え選定されたと思いますし、その作業は大変なことだったのではないかと感じました。関られた職員の皆様、先生方、ありがとうございました。

※参考:令和2年第2回臨時会議案審議資料

※臨時会での口頭のやり取りをメモしたものを記載しております。聞き間違い等が発覚した場合は、随時内容を更新しますことをご了承お願い致します。