12月のある日、子育て世帯への臨時特別給付金の所得制限撤廃ができないかというご意見をいただいた。その後、匿名、対面などで同じようなご意見を続けていただく。
国の事業であるこの給付金は、子ども達への力強い支援、未来を拓くためのものであり子育て世帯にとっては大変助けになる事業だ。
だからこそ一方で、「それならなぜ、所得制限があるのですか?子育て世帯に不平等です。」というご意見は、とても理解できた。あくまで子供達の未来を拓くためというなら、不平等だと感じる人がいて当たり前だ。
またもう一つ感じたのが、国の今事業の課題が、事業主体となっている地方自治体への不満となってしまっていることだ。これはとても残念なことだ。
その後、この件に関して一部議員の皆様にご意見を伺ったり、先輩議員にご指導いただいたり、市にご相談いただいた市民の皆様からのご意見をお伝えしたり、職員の皆様に現状を確認させていただいたり、先進地の事例を調べたりした。
そして本日の臨時議会にて千葉県野田市、香取市のように所得制限撤廃の検討はされたか、該当者数は何人か、今後の支援の検討の考えなど質問した。
特例給付受給世帯の子は3150人程、市独自支援についてはコロナの状況を見ながら引き続き検討していくとのことだ。
※詳細は後日録画が公開された際に追記します。
追記 以下リンクの17分4秒から質問の詳細を確認できます。
印西市スマート中継
また、本日のニュースで千葉県野田市、香取市、いすみ市、芝山町に加えて市原市と習志野市も市の独自支援にて所得制限のある世帯へ給付を行うとあった。
現時点ではどうなるか分からないが、子育て世帯への平等な支援のため引き続き取り組んで参りたい。
※一部追記、修正しました。