【シリーズ②】市議会議員生活2年。今思うこと。

1年に1回だけ、自分の素直な気持ちを書くシリーズの第2弾です。

第1弾はこちら。

好きな言葉。好きな人。

第1弾にも書きましたが、議員になると新しい出会いが沢山あります。

その中には、現在とても尊敬している方々との出会いもありました。具体的には

言葉と行動の両方において一本筋が通っていて、それでいて柔軟な考えを持っている人。

この方々からいただいた言葉を、忘れないために記します。

■でも、行動したのは、自分の責任でしょ?

あることを頼まれて行動した結果、良くないことが起こりました。私はそのとき、頼んだあと梯子(ハシゴ)を外すのはひどい、、というようなことをつい口走ってしまい、叱られたときの言葉。

この言葉で自分の考えがいかによくないか気づきました。議員に少し慣れてきたころです。それからは、誰かに言われたこと、頼まれたことでも、行動するしないも含めて、自分の責任であるということを考えて動くようになりました。

■君は社員を抱える社長のようなものなんだよ。社員を守らないと。

自分の個人的な政治活動、議員活動について悩んでいた時に言われた言葉。何を言われてもやらなくてはいけないこと、そうでないこと、この2つのバランスは大事にしながらも、前向きに活動していこうと決めました。(このバランスという言葉もいただいた言葉。)

他の議員のやり方を評価していいのは、○期目から。

1年目のときにいただいた言葉。自分はまだ未熟で分かっていないことも沢山あるので、この言葉を常に考えています。議員とは、議会とは何か。この本質的な部分を、経験と共に学んでいきたいです。

■人の良いところだけを見て付き合えばいいんだよ。

そのままの言葉。まだ私には達成できていないけど、どんな人でも良いところだけを見ようと試みているところです。現状、まだまだ心がこの域まで達しないですが、こういう人になりたいです。

他人のこと気にしているような奴は、負けるよ。

これは、2019年の選挙前に悩んでいた時、父からもらった言葉。この言葉で他人を気にするのをやめて、自分と勝負することに切り替えました。今も、この気持ちを忘れないようにしています。

だからこそ余計に、人を蹴落とすことを考える前に、己の努力を省みていこうという気持ちあり。

他にも大事にしている言葉があるので、少しずつ追記するかも知れません。

番外編

少しだけ、番外編です。こんなことも学びました。

この世界、どんなに信頼している人でも、立場的に明日は敵になることもある。

この言葉、最初は意味が分かりませんでした。

なぜなら、議員を目指してすぐ、上記に関連するショッキングなことがあったからです。味方のふりをして裏切るような人を絶対に許せないと思っていました。

最近やっとその意味が分かってきました。

信頼はしていいけど、信用はするなと。

政治の世界は、まだまだ分からない部分もありますが、今までいた常識と、全く別の常識がある世界です。

その常識に順応していかないと、自分自身がつらくなってしまうときがあります。でも、自分の芯の部分はずっと曲げないで持ち続けていきたい。初心を忘れないで、よりよいまちづくりのために、人のために、誠実に行動し続けられるよう、活動してまいります。

初心を忘れないために、また1年後、ここで気持ちを整理したいと思います。

長い文を読んでくださいまして、ありがとうございました!これからもご指導よろしくお願い致します。

松本ゆり子