印西市の将来都市像が決定「住みよさ実感都市 ずっと このまち いんざいで」

9月3日の印西市議会定例会にて、令和3年度~令和12年度の10年間の印西市総合計画の基本構想が可決されました。

その中で、印西市の将来都市像を

「住みよさ実感都市 ずっと このまち いんざいで」

と定められました。

印西市の資料を参考にして詳しい内容を記載します。

総合計画とは

総合計画は、市が総合的・計画的な行政運営を図っていくための最も上位に位置する計画です。

総合計画はいくつかの段階に分かれていて、一番上にこの将来都市像(まちづくりの基本目標)、その下に基本構想(基本目標を推進するためのまちづくりの方向性)、それを具体的にした基本計画(政策を推進するための方策)、さらに具体的にした実施計画(政策を具現化するための手段)を策定していきます。

上の計画ほど抽象的となり、下の計画程より具体的なものになります。

基本構想とは

基本構想は、「住みよさ実感都市 ずっと このまち いんざいで」の実現に向けて、市民と市が計画的にまちづくりを進めていくための指針です。

まちづくりの基本的方針

まちづくりの基本方針として、基本構想の中で5つの政策が定められました。

①誰もが安心して健康で明るく暮らせるまちをつくります
(安全・安心・健康福祉)

②子どもたちの未来を育み心に豊かさをもたらすまちをつくります
(子育て・教育・文化)

③地理的優位性をいかした活力あふれるまちをつくります
(産業・交流)

④自然と都市が調和する快適で人にやさしいまちをつくります
(まちづくり・生活環境)

⑤市民と行政が力を合わせ持続可能なまちをつくります
(住民自治・協働・行財政)

この中で私が着目しているのは、⑤の中で「AIやIoTなどのデジタル技術を活用した「Society5.0」」等の言葉が出てくることです。市も先進的技術やサービスを国が推進しているということに着目していて、それが基本計画でどのように繋がっているのかというところを今後確認したいと思っています。

土地利用基本構想

さらに土地利用基本構想図として、最後のページに分かりやすく地図上でどの地域を「生活拠点」「産業拠点」「開発検討拠点」等にするのかが掲載されています。

詳しい内容はぜひ以下のリンクをご確認ください。

(※現時点では、第1回印西市総合計画審議会での参考資料の「基本構想」をご覧ください。正式な資料は後日市のホームページで公開されると思います。)

印西市ホームページ

https://www.city.inzai.lg.jp/0000011296.html