働き方改革で、印西市を良くする!展示会参加レポート

先日、「働き方改革エキスポ」に参加してきました。
今の企業ってこんな新しい働き方をしているんだ!と、ものすごく勉強になりました。

そもそも、なぜこの展示会に参加したの?

先日の女性模擬議会で、小中学校のHP改修を市に提案したときの市からの回答に、「各学校の職員が作成・管理しておりますので、その取組が職員の多忙化につながらないよう、配慮しながら・・・」という文がありました。(回答は議会開催前に聞いたものです)

先生たちのお仕事がとてもハードだというのはよく聞きます。しかしそれは「HPの改修・・」の話ではなくて、もっと大きなところで改革をしなければ意味がないと感じまして何かヒントになることがあるのではないかと思い、今回の展示会に参加しました。

「働き方改革の展示会」参加レポート

※内容は一部です。

(1)2020年に向けたマイクロソフトの働き方 マイクロソフト

業務で使用する紙を徹底的に電子化した。

現在、100%オンライン会議。
また、営業先へ、技術部門の人がオンライン同行。

習慣化→習うより慣れよ(まずはやってみる。)

*マイクロソフトの無料ツール「Teams」を活用する
チャット(リアルタイム)・オンライン会議・ファイル共有。

チャットを行うことで、伝達事項は各々がそこを見て全て吸収。
会議時には本当に決めなければいけないことだけを決める。
→会議時間の短縮が可能となった。

(2)リクルートの働き方変革の歩みと気づき リクルート
リクルートさんは働き方改革を現在も実践していて、今の方法は、いろいろな案
を小さく試し、それが成功すれば全社に広めていく、というもの。

働き方改革とは・・・複数の要素の組み合わせである。
オフィス改革しただけ、データを電子化しただけ、では働き方改革ではない。

・働き方改革に使用しているツール
>営業等 Teams
>エンジニア スラック

・ビジネスチャットの効能 
定例会議の削減。
折り返し電話の対応の削減

(重要!!)働き方改革の成功法
事前に改革の設計をする。
設計しないとパフォーマンス向上しなかった。

良い例:事前にどのように使っていくか設計する。

所見

実際に市で働き方改革を実践するときも、まずは目的を決め、それに沿って改革をしていくべきだと感じる。また、働き方改革を真の成功へと導くには、年数がかかるので(改革の中には会社や職種に合う、合わない等があり実践して失敗する事もある)早い内に改革に取り組むべきと感じた。

また、「Teams」は働き方改革に合うとても素晴らしいツールだが、進化していく無料ツールに頼ると、もしツールが急に廃止になったり、やり方が変わった時に対応しきれないので、似たようなツールを購入した方が良いと感じる。展示会では各社がファイル共有やチャットなどが出来るツールを紹介していた。
セキュリティが・・・と危惧する人ももちろんいるが、データを保管する手段や、企業を選べばセキュリティは強固となるので個人的には選択を誤らなければクリアできる問題であると感じる。

今回の展示会に参加して感じたことは、市や会社のトップが、「働き方を見直す!」と宣言すれば、どのような方法であれ、働き方改革は実現できるのだと言うこと。逆に、それがなければ中々実現しないということ。
印西市もぜひ市の施設での働き方を見直し、創出した(余った)時間を市のサービスや改革の強化や、職員のライフワークの充実等にあて、市民がより良い暮らしができるようにしていってもらえたらいいなと感じました。

今回は女性模擬議会で市への再質問のために展示会へ参加した訳ですが、議会前に市と2回目の打ち合わせをしたところ、私が思っていたより私の提案を受け入れてくださっていたということが分かり、この展示会の内容は今回は日の目を見ることはありませんでした。しかし、今後私が本サイトのような印西市をよくする活動をしていく過程で、どこかのタイミングで働き方改革を提案していけたらいいなと思っています。