医療と介護の総合展、参加レポート

幕張メッセで行われた、医療介護エキスポに参加してきました。
最先端の技術や世の中の動向が分かるので、たまに参加しています。無料セミナーもあるのでおすすめです。

昔、電子カルテ関連のシステムに関わっていたことがあり、少しだけ千葉北総病院(日医大)で仕事をしたこともあります。そのため今回の展示はとても身近に感じました。

さて、今回は医療と介護にかかわる展示会で、IT系の商品を中心に見て回りました。

●展示物の報告
各々の会社で、電子カルテ、地域連携に関連したシステムを商品化をしている。
最も多かったのは介護情報や診療データを一元管理できるようにしたオンラインシステムだった。

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以下のセミナーを受講した
●地域医療構想実現のカギ
発表者:東北大学の医師:MMWINシステムの責任者

●所見
地域医療連携はより良い医療や介護を提供するために必要なことだと感じた。またその手段の一つである地域医療連携IT導入をするには、まず自治体に十分な経済力や、何かしらの思惑がないと積極的にはならないと感じた。印西市ではまだIT導入の検討すらしていない状況だが、すぐに導入するかどうかは別として、将来的な構想として地域医療連携ITシステムを視野に入れるのかは検討しなければならないと感じた。なぜなら地域医療連携ITシステムの基盤をつくるのに長期の時間がかかるからだ。また、それを視野に入れるか入れないかで基盤を作るための時間やお金もだいぶ変わってくる。
まだ新しいシステムのため課題も沢山残っているが、導入している県や、自治体が確実に増えてきている。遠くない将来日本中で地域医療ITシステムが導入されるのではないかと感じた。

雑談ですが、診療データが印西市内で繋がったら切れ目のない医療が実現しますね。
例えば子供の病気。いつもの病院が休みのときは、また1から説明しないといけない。
予防接種も最近全部の接種履歴を入力してからではないと予約できない病院などありました。これを1から入力、かなり大変です。
これを解消する、地域医療連携ITシステム、実際に他県や地方自治体ではじまっています。
そう遠くない将来、印西市でもシステム導入するなら、早目に検討してほしい。

と、いうような事を模擬議会で質問したかったのですが、止められました。理由は、印西市から良い回答が返ってこない可能性が高いからだそうです。

しかし諦めずに市に訴える方法を模索しています。